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被ばくの影響が身体に表れるまでには、時差があります。



私たち「たらちねクリニック」では、チェルノブイリから学ぶことが大切だと考えています。

チェルノブイリでは、原発事故から5年後、子どもの甲状腺がんが急増しました。チェルノブイリから学ぶべきこと、それは 「被ばくの影響が身体に表れるまでには時差がある」 ことです。

ここ福島で、原発事故から6年後、私たちは日本初の放射能測定室併設型クリニックを開設しました。それは、この「時差」のためです。

このクリニックで、甲状腺検診をしっかりと続けていくことは、私たちの大切な使命です。


「甲状腺検診」を贈る

例えば、3000円のご支援で、2人のお子さんが無料の甲状腺検診を受けることができます。



「たらちねクリニック」の運営母体である認定NPO法人いわき放射能市民測定室たらちねでは、2013年から福島県内外で不定期の甲状腺検診会(エコー検査)を行っています。医師がその場で結果をお伝えするこの検診会は、クリニック開設までに159回開催され、8,930人の方にご参加いただいています。  

クリニック開設に合わせて、この甲状腺検診活動を強化することにしました。

・ いつでも検診を受けていただけるように、通常の診療日に甲状腺検診を始めます。
・ エコー検査で気になることがあった場合、その場で細胞診を行います。
・ 震災当時18歳以下のお子さんには、これまでと同様、無料で受診していただけます。

症状が出ていない状態での甲状腺検診には保険が適用されないため、「無料の甲状腺検診」を実現するには、みなさまのご支援が必要です。どうか、力をお貸しください。

最近、ある子育て中のママとお話する機会がありました。彼女のお子さんは、これまでは何もなかったのに、最近の甲状腺検診で「のう胞」が見つかったそうです。幸いにも異常はなかったそうですが、「これから、いつでも無料で甲状腺検診を受けられるのは本当にありがたい」とおっしゃっていました。

例えば、3000円のご寄付で、保険が適用されない甲状腺検診を2人のお子さんに提供することができます。ぜひ、子どもたちに無料の甲状腺検診をプレゼントしてください。



チェルノブイリでは、原発事故から5年後、子どもの甲状腺がんが急増し始めました。 被ばくの影響が身体に表れるまでには、時差があります。



たらちねクリニック運営委員会
共同代表
鈴木薫 (NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね事務局長)

P.S. 今月も開催している甲状腺検診会には、一度に平均で55人が参加します。 お子さんに無料で甲状腺検診を受けていただけるよう、今すぐ力をお貸しください。