先日、たらちねクリニック院長である藤田操先生のクリニックにかける想いをお送りしましたが、お読みいただけましたでしょうか。

まだお読みでないようでしたら、先日のメールの内容を以下に貼り付けますので、ぜひ数分だけお時間をとってお読みいただければと存じます。

また、 「子どもドック」の無料化を実現するためのご寄付 についても、ご検討いただけますと大変ありがたいです。

いつもありがとうございます。

たらちねクリニック運営委員会 共同代表
鈴木薫 (NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね事務局長)




Subject: たらちねクリニック院長の藤田操を紹介します。

From: 鈴木薫, たらちねクリニック運営委員会 <support@actbeyondtrust.org>
         


actbeyondtrust Dr.Kurobe

一人ひとりのお母さんたちが違ったストレスを抱えています



いつも温かいご支援をありがとうございます。

「『わたし、そと遊びしていないからね』
ある時、そう言ってから甲状腺の検査台に乗った小さな女の子がいたんです。まるでそと遊びが悪いことであるかのように。」

これは、たらちねクリニック院長である藤田先生が忘れられないと語る出来事です。

藤田操先生(消化器内科専門)は、震災から1年後の2012年4月、福島県平田村に移り、4年間病院で勤務された後、2016年4月からは、福島の子どもたちの保養事業を行うNPO法人沖縄・球美の里がある久米島の病院で勤務された方です。


クリニック院長 藤田操先生のインタビューを動画で見る

今後のクリニックの在り方を決めるのは、患者さんです。



長年、福島に寄り添い続けてこられた藤田先生がたらちねクリニックの院長でいてくれることを、私たちはとても心強く思っています。ぜひ、 こちらの動画で先生のクリニックにかける想いをご覧ください 。  



「一番寄り添っていきたいのは、お母さんと子どもたちです。」 


以下インタビューからの抜粋です。

Q. たらちねクリニックで実現したいことは何ですか。
A. 一人ひとりのお母さんたちが、全く違った体験をして、違った環境にあり、違ったところで困っていたり、ストレスを抱えていたりします。その手助けをしていきたいです。

藤田先生が語るように、クリニックをお母さん一人ひとりに寄り添える場所にしたい、というのが私たちの想いです。「この人には放射能の話をしても大丈夫、この人には話してはいけない」というように、お母さん同士でチェックしながら会話をするという関係がいまだにあります。普段なかなか口にすることのできない疑問に対して気さくに答えられる場所、不安を共有できる場所、お母さんたちが心をつなぐ場所、そういった場所にしていきたいです。


たらちねクリニック運営委員会 共同代表
鈴木薫 (NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね事務局長)

P.S.保険が適用されない、子どもが無料で受けられる人間ドック=「子どもドック」を無料で提供するには、みなさまの力が必要です。 一人でも多くの子どもたちが無料で検診を受けられるようにご支援ください