「たらちね子どもドック」には、2つの大きな特徴があります。
一つ目は、被ばくという観点から子どもたちの健康を総合的に診断することができる、日本で唯一の場所であることです。
子どもドックは、全身の放射能測定と尿のセシウム測定により、被ばくの有無を測ることから始まります。そして、最も基本的かつ不可欠なメニューである血液検査では、白血球などの通常の項目だけでなく、甲状腺機能や免疫の低下の有無まで、詳しく検査します。超音波検査では、甲状腺に異常が出ていないか、直接確認します。被ばくの有無を測ったうえで健康状態を詳しく検査することは、正確な診断、そして子どもたちと母親の安心につながるはずです。
二つ目は、放射能の影響に不安を抱く18歳以下のお子さんは無料で受診できることです。
症状が出ていない状態での検診である子どもドックは、大人が受ける人間ドックと同じように保険が適用されないため、通常は全額自己負担となります。
けれども、たらちねクリニックでは、一人でも多くのお子さんに子どもドックに来ていただくため、18歳以下であれば無料で検査をしたいと考えています。
子どもたちが無料で受けられる人間ドック=「たらちね子どもドック」プロジェクトの成功のために、お願いがあります。
どうか、「たらちね子どもドック」プロジェクトの応援メンバーになってください。そして、ご家族、お友達、お知り合い、職場の同僚に、このプロジェクトのことを知らせてください。
たらちねが2013年から続けている甲状腺検診には、2017年のクリニック開設までに延べ9,000人以上の方が参加しました。