測る・診る・守る 心をつなぎ、明日を生きるために

福島の子どもたちが無料で受けられる人間ドック=
「たらちね子どもドック」開設プロジェクトを応援してください。

日本初の放射能測定室併設型クリニックとして2017年5月にオープンした「たらちねクリニック」では、子どもが無料で受けられる人間ドック=「たらちね子どもドック」開設プロジェクトを始めました。2018年4月スタートをめざす、ママたちの新たな挑戦の仲間になってください。

震災から6年が過ぎた今も、被災者の6割超の方が「震災による心身への影響が続いている」と感じています。「よく眠れない」、「気分が沈みがち」、「薬が必要になった」と3割の方が答えています(注1)。

放射能の不安が拭えない中、福島県では避難指示の解除が始まり、人々は難しい判断も迫られています。

「外で遊びたい年頃の子が知らない虫やお花を見つけた時に、『触っちゃダメだよ』と言うのが一番辛かった」。あるママの言葉です。放射能は目に見えず匂いもしません。だから不安になります。

被ばくによる健康リスクとしては、甲状腺がんがよく知られています。

一方で、「がん」以外の健康リスクはあまり知られていません。たらちねクリニックの顧問医師である黒部信一先生によると、「被ばくの影響は全身すべての臓器におよぶ。しかし、肝機能の低下などの機能的な障害はデータに取れない。よって、『がん』という形があるものでデータを取り、発がん率で代表させて健康被害を表現している」のだそうです。

被ばくによる健康リスクを正しく診ることとは、全身すべての臓器を診ることなのです。

日本初の放射能測定室併設型クリニック開設の経緯と、「たらちね子どもドック」計画をご覧ください。

「予防医療の観点に立って、被ばくの有無から心身への影響まで、子どもたちを総合的に診るための場所が欲しい。」

ママたちのこの想いで始まった子どもたちが無料で受けられる人間ドック=「たらちね子どもドック」は、2018年4月の開設をめざしています。

あなたの応援が、子どもたちの命と未来を守ります。今すぐ、「たらちね子どもドック」プロジェクトの応援メンバーになってください。

「たらちね子どもドック」には、2つの大きな特徴があります。

一つ目は、被ばくという観点から子どもたちの健康を総合的に診断することができる、日本で唯一の場所であることです。

子どもドックは、全身の放射能測定と尿のセシウム測定により、被ばくの有無を測ることから始まります。そして、最も基本的かつ不可欠なメニューである血液検査では、白血球などの通常の項目だけでなく、甲状腺機能や免疫の低下の有無まで、詳しく検査します。超音波検査では、甲状腺に異常が出ていないか、直接確認します。被ばくの有無を測ったうえで健康状態を詳しく検査することは、正確な診断、そして子どもたちと母親の安心につながるはずです。

二つ目は、放射能の影響に不安を抱く18歳以下のお子さんは無料で受診できることです。

症状が出ていない状態での検診である子どもドックは、大人が受ける人間ドックと同じように保険が適用されないため、通常は全額自己負担となります。

けれども、たらちねクリニックでは、一人でも多くのお子さんに子どもドックに来ていただくため、18歳以下であれば無料で検査をしたいと考えています。

子どもたちが無料で受けられる人間ドック=「たらちね子どもドック」プロジェクトの成功のために、お願いがあります。

どうか、「たらちね子どもドック」プロジェクトの応援メンバーになってください。そして、ご家族、お友達、お知り合い、職場の同僚に、このプロジェクトのことを知らせてください。

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たらちねが2013年から続けている甲状腺検診には、2017年のクリニック開設までに延べ9,000人以上の方が参加しました。

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20,000人を目標にしています。

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ご記入いただいた個人情報は、NPO法人いわき放射能市民測定室たらちねと一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストの個人情報保護方針に従い、情報提供のために使用します。

「たらちね子どもドック」
計画について

検査項目(計画)
体内の放射能測定

・全身の放射能測定(5-15分間)
・尿セシウム測定(2リットル)

身体計測

・身長 ・体重

診察

・内科診察

生理学的検査

・視力 ・聴力 ・血圧

超音波(エコー)検査

・甲状腺

血液検査

・生化学的検査(包括10項目)
・一般検査(白血球像、白血球数)
・甲状腺機能検査(TSH、FT4)
・免疫学的検査(CRP定量/LA)

尿一般検査

・比重、PH、蛋白、糖、
 ウロビリノーゲン、潜血、白血球

こころのケア

・看護師/スタッフとの健康相談

対象者

放射能の影響に不安を抱く18歳以下のお子さん

料金

毎月50人まで無料(2018年度目標)

上記の項目全てを有償で検査した場合の費用は、18,000円です。この費用を寄付で賄うことで無料の検査を実現したいと考えています。

実施場所

たらちねクリニック
(いわき放射能市民測定室たらちね併設)
〒971-8162 福島県いわき市小名浜花畑町11-3

開始時期

2018年4月

たらちねクリニック
運営委員会について

このプロジェクトは、たらちねクリニック運営委員会によって、共同代表2名のもと運営されています。

[共同代表]
鈴木 薫
(NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね事務局長)
星川 淳
(一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト代表理事)

いわき放射能市民測定室たらちねとアクト・ビヨンド・トラストは、β線測定のためのラボ設立やたらちねクリニック開設など、以前から協力関係にあります。運営委員会では、いわき放射能市民測定室たらちねがクリニックを運営し、アクト・ビヨンド・トラストは運営委員会事務局、広報を担っています。

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たらちねクリニックの診察室です。皆様のご支援のおかげで、子どもたちの心身をしっかりと診ることができる場所になりました。

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