2020～2021年度助成先である乳歯保存ネットワークが、「放射性物質ストロンチウム90測定のための乳歯提供のお願い」のポスターを作成し、乳歯の提供を呼び掛けています。
乳歯保存ネットワークは、4歳ぐらいから抜け始める乳歯を保存し、そこに含まれるストロンチウム90を測定することで内部被曝の事実を調査・解析している団体で、これまでの4年間に全国から提供された約640人分の乳歯の測定を行なってきました。
同団体はこれまでの結果について、「乳歯の放射能レベルは核実験などによる残渣とほぼ同じ程度」としていますが、今回全国のより多くの人から福島原発事故後に成長した子どもの乳歯を収集・測定することで、地域差、年齢差などの傾向を把握したいと考えているそうです。乳歯の測定は無料です。
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