今年度の「東アジア環境交流」部門で助成先として採択された環境団体「SPOON」（企画名: 東アジア クロツラヘラサギフライウェイ子ども交流プロジェクト）が、今年９月に設立5周年を迎え、記念のオンラインイベントを開催します。
SPOONは、渡り鳥クロツラヘラサギ（※）の観測とその情報の発信、クロツラヘラサギの渡り先である韓国、台湾の団体との交流を行ない、これまで子どもを中心としたワークショップや繁殖地の観察などを実施してきました。国境を越えて、環境と平和を考える活動を続けてきた同団体のこれまでの歩みの紹介とともに、今後さらに仲間をふやしたいという新たな決意が込められたイベントです。ぜひご参加ください！
日時: 2020年9月13日 13:00~15:00（日本時間）
会場: オンライン（Zoomを使用予定）
※参加登録いただいた方に、イベント前日（2020年9月12日）にZoomのURLをご連絡いたします。
参加登録：
https://forms.gle/MGmiEZBaYUmT57ia9
以下は、団体サイトからの開催概要抜粋です。
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これまでの5年間、SPOONはクロツラヘラサギを真ん中にして社会を考えることで、平和と自然を未来に受け継ぐ活動をしてきました。この5年の間にたくさんの方々と出会うことができ、一緒に活動してこられたことをとても嬉しく思っています。現在では、SPOON会員は400名を超えました。
今、新型コロナの感染拡大とともに、世界中で人々の対立が露わになっています。さらに、気候変動の影響と思われる豪雨や猛暑などの異常気象が増えました。子どもたちの未来を考える時、平和を築く必要性や環境問題から目をそらすことはできなくなっています。今、SPOONの活動の必要性はますます高くなっているように感じています。
こうした状況の中、これまで出会ってきた方々、SPOONに関心を持ってくださっている方々と共に5周年をお祝いするとともに、クロツラヘラサギが平和に舞う世界を受け継いでいく仲間を広げる機会を設けたいと思いました。みなさまのご参加を心よりお待ちしています！
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（※）クロツラヘラサギとは
クロツラヘラサギは名前の通り、黒い“ツラ（顔）”をもち、しゃもじのような“ヘラ”の形をしたクチバシを持つ大型の水鳥。東アジア、主に台湾、韓国、中国、日本に飛来する絶滅危惧種の渡り鳥です。限られた環境下の湿地でしか生きられない水辺の鳥で、クロツラヘラサギが生息できる湿地は他の多くの種類の鳥も生息が可能になるという「アンブレラ種」とも呼ばれています。
▼詳細、お申込みはこちらから
https://spoonprd.wixsite.com/teamspoon
